「Scratch Live」接続ガイド [CDJ-2000/CDJ-900/CDJ-850/CDJ-350] – AlphaTheta Help Center

[CDJ-2000/CDJ-900/CDJ-850/CDJ-350]

CDJ のファームウェアを最新のバージョンに
アップデートする

Scratch Live と接続する前に、CDJ のファームウェアを最新のバージョンにアップデートしてください。

1. CDJ 本体のファームウェアのバージョンは、 [UTILITY] 画面で確認できます。
詳しくは、CDJ の取扱説明書をご覧ください。

2. ファームウェアの最新バージョンの情報は、以下のページで確認できます。 http://www.prodjnet.com/support/

手順 1 で確認した CDJ のファームウェアが最新でない場合は、上記のページより最新のファームウェアをダ
ウンロードし、アップデートを行ってください。

Scratch Live を最新のバージョンに
アップデートする

古いバージョンの Scratch Live では、お使いの CDJ をサポートしていない場合があります。Scratch Live と
CDJ を接続する前に、Scratch Live を最新のバージョンにアップデートしてください。
Scratch Live は、Serato 社のサイト（http://serato.com/）よりダウンロードできます。

接続のしかた

CDJ（使用する台数分）とコンピュータを、USB ケーブルで接続します。
ここでは CDJ-900 を例に説明しています。CDJ-2000、CDJ-850、CDJ-350 も接続のしかたは同じです。

Serato Scratch Live との接続

「Scratch Live」のコントローラーとして
CDJ を設定する

接続が完了したら、各機器の電源を入れ、Scratch Live を起動します。つぎに以下の手順で CDJ を設定してく
ださい。

CDJ-2000/CDJ-900 の場合

1. CDJ の［LINK］ボタンを押します。本体表示部に［CONTROL MODE(HID STANDARD)］と表示されて
いる場合は、CDJ の［MENU］ボタンを 1 秒以上押して、［UTILITY］モードに入ります。
ロータリーセレクターを使って［HID SETTING］の［ADVANCED］を選択します。ロータリーセレクター
を押すと決定です。
［MENU］ボタンを押して、［UTILITY］モードを終了します。
2 CDJ の［LINK］ボタンを押して、「CONTROL MODE（HID ADVANCED）」の「USB MIDI」を選択します。
ロータリーセレクターを押して決定します。
CDJ が「Scratch Live」に認識されます。
・ [USB MIDI] は、CDJ とコンピュータの USB 通信ができていないと表示されません。
3 CDJ の本体表示部に「DECK:1?」と表示されますので、ロータリーセレクターを回して、コントロールするデッ
キを選択します。ロータリーセレクターを押すと決定です。
以上の設定で、CDJ で「Scratch Live」をコントロールすることが可能になります。

CDJ-850 の場合

1. CDJ の [PC] ボタンを押します。
2 CDJ の本体表示部に「SELECT DECK」と表示されますので、ロータリーセレクターを回して、コントロー
ルするデッキを選択します。ロータリーセレクターを押すと決定です。
以上の設定で、CDJ で「Scratch Live」をコントロールすることが可能になります。

CDJ-350 の場合

1. CDJ の [ ] ボタンを 1 秒以上押します。
2 CDJ の本体表示部に「SELECT DECK」と表示されますので、ロータリーセレクターを回して、コントロー
ルするデッキを選択します。ロータリーセレクターを押すと決定です。
以上の設定で、CDJ で「Scratch Live」をコントロールすることが可能になります。

CDJ のボタンで「Scratch Live」を操作する

デフォルトの設定はつぎのとおりです。

CDJ-2000

CDJ-2000 のボタン		Scratch Live での機能
1	PLAY/PAUSE	再生のオン / オフを切り替えます。
2	CUE	CDJのCUEボタンと同様に、キューポイントの設定をしたり、キューポイントに戻ったりできます。
3	SEARCH	早送り。
4	SEARCH	早戻し。
5	TRACK SEARCH	次のトラックの先頭に進みます。
6	TRACK SEARCH	前のトラックの先頭に戻ります。
7	DIRECTION	再生方向（通常再生、逆再生）を切り替えます。
8	HOT CUE A	キューポイント 1 に移動します。記録モードのときは、キューポイントを現在の再生位置にセットします。
9	HOT CUE B	キューポイント 2 に移動します。記録モードのときは、キューポイントを現在の再生位置にセットします。
10	HOT CUE C	キューポイント 3 に移動します。記録モードのときは、キューポイントを現在の再生位置にセットします。
11	REC/CALL	ホットキュー記録モードに切り替えます。
12	NEEDLE SEARCH	ニードルサーチパッドに指でタッチして曲をスクロールできます。
13	IN/CUE (IN ADJUST)	ループインポイントを設定します（もう一度押すとループインポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループイン編集モードを終了します）。
14	OUT (OUT ADJUST)	ループアウトポイントを設定します（もう一度押すとループアウトポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループアウト編集モードを終了します）。	25	TEMPO	テンポの可変範囲、+/-6、10、 16、100%（WIDE）を切り替えます。
15	RELOOP/EXIT	現在のループのオン / オフを切り替えます。オンの時に押すと、ループインポイントから再生を始めます。	26	MASTER TEMPO	キーロックのオン / オフを切り替えます。
16	4-BEAT LOOP/ LOOP CUTTER	4 拍のループを作成します（さらに続けて押すと、2 拍、1 拍と半拍ずつ切り替わります）。	27	TEMPO	ピッチスライダーを調整します。
17	CUE/LOOP CALL	次または前のループスロットに移動します。	28	TEMPO RESET	ピッチをゼロにリセットします。
18	DELETE	現在のループスロットを削除します。	29	LINK	PC コントロールモードに切り替えます。
19	MEMORY	現在のループスロットにループを保存します。	30	TIME MODE (AUTO CUE)	経過時間と残り時間の表示を切り替えます。
20	JOG ADJUST	プラッターの感度を調整します。	31	BROWSE	ライブラリーをブラウズします。
21	DISC EJECT	現在の曲をアンロードします。 ※CDJ に入っている CD も排出されます。	32	INFO	ソング情報を表示します。
22	TOUCH/BREAK	再生が停止するまでの速度を調整します。	33	BACK	Crates セレクターに戻ります。
23	RELEASE/START	通常の再生に戻るまでの速度を調整します。	34	ロータリーセレクター	ライブラリーをスクロールします（クレート / ソング / ブラウズ）。ロータリーセレクター押すと選択された曲の読み込み、もしくはカーソル位置への移動ができます。
24	JOG MODE	プラッターのジョグモードとスクラッチモードを切り替えます。	34	ロータリーセレクター

CDJ-900

CDJ-900 のボタン		Scratch Live での機能
1	PLAY/PAUSE	再生のオン / オフを切り替えます。
2	CUE	CDJのCUEボタンと同様に、キューポイントの設定をしたり、キューポイントに戻ったりできます。
3	SEARCH	早送り。
4	SEARCH	早戻し。
5	TRACK SEARCH	次のトラックの先頭に進みます。
6	TRACK SEARCH	前のトラックの先頭に戻ります。
7	DIRECTION	再生方向（通常再生、逆再生）を切り替えます。
8	IN/CUE (IN ADJUST)	ループインポイントが設定されます（もう一度押すとループインポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループイン編集モードを終了します）。
9	OUT (OUT ADJUST)	ループアウトポイントが設定されます（もう一度押すとループアウトポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループアウト編集モードを終了します）。
10	RELOOP/EXIT	現在のループのオン / オフを切り替えます。オンの時に押すと、ループインポイントから再生を始めます。
11	BEAT SELECT (Press)	オートループの拍数を設定します。（1 拍、2 拍、4 拍、8 拍）と（1/16 拍、1/8 拍、1/4 拍、1/2 拍）の切り替えを行ないます。
11	BEAT SELECT （長押し）	BEAT SELECT ボタンを長押しすると（1/4 拍、1/3 拍、1/2 拍、 3/4 拍）に切り換わります。
12	1	1 拍のオートループのオン / オフを切り替えます。	22	JOG MODE	プラッターのジョグモードとスクラッチモードを切り替えます。
13	2	2 拍のオートループのオン / オフを切り替えます。	23	TEMPO	テンポの可変範囲、+/-6、10、 16、100%（WIDE）を切り替えます。
14	4	4 拍のオートループのオン / オフを切り替えます。	24	MASTER TEMPO	キーロックのオン / オフを切り替えます。
15	8	8 拍のオートループのオン / オフを切り替えます。	25	TEMPO	ピッチスライダーを調整します。
16	CUE/LOOP CALL	次のループスロットに移動します。	26	TIME MODE	経過時間と残り時間の表示を切り替えます。
17	CUE/LOOP CALL	前のループスロットに移動します。	27	LINK	PC コントロールモードに切り替えます。
18	DELETE	現在のループスロットを削除します。	28	BROWSE	ライブラリーをブラウズします。
19	MEMORY	現在のループスロットにループを保存します。	29	INFO	ソング情報を表示します。
20	DISC EJECT	現在の曲をアンロードします。 ※CDJ に入っている CD も排出されます。	30	BACK	Crates セレクターに戻ります。
21	TOUCH/RELEASE	再生が減速して停止するまでの速度と、通常の再生に戻るまでの速度を調整します。	31	ロータリーセレクター	ライブラリーをスクロールします（クレート / ソング / ブラウズ）。ロータリーセレクターを押すと曲の読み込み、もしくはカーソル位置への移動ができます。

CDJ-850

CDJ-850 のボタン		Scratch Live での機能
1	PLAY/PAUSE	再生のオン / オフを切り替えます。
2	CUE	CDJのCUEボタンと同様に、キューポイントの設定をしたり、キューポイントに戻ったりできます。
3	SEARCH	早戻し。
4	SEARCH	早送り。
5	TRACK SEARCH	前のトラックの先頭に戻ります。
6	TRACK SEARCH	次のトラックの先頭に進みます。
7	DIRECTION	再生方向（通常再生、逆再生）を切り替えます。
8	BEAT SELECT	オートループの拍数を設定します。（1 拍、2 拍、4 拍、8 拍）と（1/16 拍、1/8 拍、1/4 拍、1/2 拍）の切り替えを行ないます。
9	1	オートループのオン / オフを切り替えます（Beat Select の
10	2	オートループのオン / オフを切り替えます（Beat Select の設定により、 2 拍または 1/8 拍）。
11	4	オートループのオン / オフを切り替えます（Beat Select の設定により、 4 拍または 1/4 拍）。
12	8	オートループのオン / オフを切り替えます（Beat Select の設定により、 8 拍または 1/2 拍）。
13	IN/CUE (IN ADJUST)	ループインポイントを設定します（もう一度押すとループインポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループイン編集モードを終了します）。	23	TEMPO	テンポの可変範囲、+/-6、10、 16、100%（WIDE）を切り替えます。
14	OUT (OUT ADJUST)	ループアウトポイントを設定します（もう一度押すとループアウトポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループアウト編集モードを終了します）。	24	MASTER TEMPO	キーロックのオン / オフを切り替えます。
15	RELOOP/EXIT	現在のループのオン / オフを切り替えます。オンの時に押すと、ループインポイントから再生を始めます。	25	TEMPO	ピッチスライダーを調整します。
16	CUE/LOOP CALL	前のループスロットに移動します。	26	Rotary selector	ライブラリーをスクロールします（クレート / ソング / ブラウズ）。ロータリーセレクターを押すと曲の読み込み、もしくはカーソル位置への移動ができます。
17	CUE/LOOP CALL	次のループスロットに移動します。	27	BACK	Crates セレクターに戻ります。
18	DELETE	現在のループスロットを削除します。	28	INFO	ソング情報を表示します。
19	MEMORY	現在のループスロットにループを保存します。	29	BROWSE	ライブラリーをブラウズします。
20	DISC EJECT	現在の曲をアンロードします。 ※CDJ に入っている CD も排出されます。	30	PC	PC コントロールモードに切り替えます。
21	TOUCH/RELEASE	再生が減速して停止するまでの速度と、通常の再生に戻るまでの速度を調整します。	31	TIME MODE	経過時間と残り時間の表示を切り替えます。
22	JOG MODE	プラッターのジョグモードとスクラッチモードを切り替えます。

CDJ-350

CDJ-350 のボタン		Scratch Live での機能
1	PLAY/PAUSE	再生のオン / オフを切り替えます。
2	CUE	CDJのCUEボタンと同様に、キューポイントの設定をしたり、キューポイントに戻ったりできます。
3	SEARCH	早戻し。
4	SEARCH	早送り。
5	TRACK SEARCH	前のトラックの先頭に戻ります。
6	TRACK SEARCH	次のトラックの先頭に進みます。
7		PC コントロールモードに切り替えます。
8	IN/CUE (HOT LOOP)	ループインポイントが設定されます（もう一度押すとループインポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループイン編集モードを終了します）。
9	OUT (OUT ADJUST	ループアウトポイントが設定されます（もう一度押すとループアウトポイントを調整でき、さらにもう一度押すとループアウト編集モードを終了します）。
10	RELOOP/EXIT	現在のループのオン / オフを切り替えます。オンの時に押すと、ループインポイントから再生を始めます。
11	BEAT LOOP –	ループがオンのときはループの長さを半分にします。ループがオフのときは保存されているループをスクロールします。
12	BEAT LOOP +	ループがオンのときはループの長さを 2 倍にします。ループがオフのときは保存されているループをスクロールします。
13	DISC	現在の曲をアンロードします。 ※CDJ に入っている CD も排出されます。	18	BACK	Crates セレクターに戻ります。
14	VINYL MODE	プラッターのジョグモードとスクラッチモードを切り替えます。	19	ロータリーセレクター	ライブラリーをスクロールします（クレート / ソング / ブラウズ）。ロータリーセレクターを押すと曲の読み込み、もしくはカーソル位置への移動ができます。
15	TEMPO RANGE	テンポの可変範囲、+/-6、10、 16、100%（WIDE）を切り替えます。	20	PLAYLIST	現在選択されているトラックを Prepare Crate に追加します。
16	MASTER TEMPO	キーロックのオン / オフを切り替えます。	21	1 TIME MODE	経過時間と残り時間の表示を切り替えます。
17	TEMPO	ピッチスライダーを調整します

•「Scratch Live」は、Serato Audio Research 社の登録商標です。

Serato