MULTI I/Oは、音声を外部のエフェクターに出力する機能です。
本体背面部に接続された機器と、モバイルデバイスのエフェクターアプリケーションのいずれかを切り替えて使用します。また、エフェクターから戻った音声の経路を切り替えることもできます。
■[USB]と[1/4"JACK]の端子選択について
[1/4"JACK]を選択した場合、従来機種と同じように本体背面部のMULTI I/O端子から音声信号が入出力されます。
[USB]を選択した場合、操作パネル右上のUSB端子から音声信号が入出力されます。これにより、RMX-1000 for iPadのようなInter App Audio対応のiOSデバイス上のエフェクターアプリケーションを使用できます。
■[INSERT]と[CH2/CH5]のMODE切替えについて
[INSERT]の場合は、選択したチャンネルの音声が外部エフェクター通過後の音声に完全に入れ替わります。例えば[CH SELECT]スイッチで[1]を選択している場合は、CH1に接続した機器の音声が外部エフェクターに出力され、エフェクターから戻った音声がCH1に入力されます。
[CH2/CH5]の場合は、選択したチャネルの音声を外部エフェクターに出力し、エフェクターから戻った音声をCH2またはCH5に入力します。例えば、[CH SELECT]スイッチで[1]を選択していて、なおかつCH2の入力切替えスイッチが[MULTI I/O]になっている場合、CH1に接続した機器の音声が外部エフェクターに出力され、エフェクターから戻った音声がCH2に入力されます。
CH1にはCH1に接続した機器の原音が入力されるため、CH1とCH2のチャンネルフェーダーを操作することで、原音とエフェクト後の音声のバランスを調整できます。
詳細は取扱説明書の[スペック]にある[ブロックダイヤグラム]をご参照ください。
取扱説明書は[こちら]よりご入手いただけます。